Goffman DataBase in nabe-labo
Articles (written in Japanese, 2000s)
- 小原一馬,2000,かわいいおばあちゃん――女子大生の「かわいい」の語法に見られる,ライフコース最終期に関する社会の葛藤する価値観の止揚,,研究紀要 教育・文化・社会(京都大学大学院教育学研究科教育社会学研究室),7:25-43,
- 近藤泰裕,2000,役割行動と社会的自己――E.ゴフマンの「役割距離論」再考,,市大社会学(大阪市立大学社会学研究会),1:1-11,
- 草柳千早,2000,ゴフマン相互行為論の地平,,情況(第2期) 現代社会学の最前線(3)実践―空間の社会学:他者・時間・関係の基層から,11(7):93-109,
- 巻口雄一郎,2000,抑止法の後退(regression)と復原法の発達(下)――道徳と法との機能的連携関係についての一試論,,立命館産業社会論集,36(2):93-127,
- 丸木泰史,2000,精神科デイケアセンターとインスティテューショナリズム――E.ゴッフマン『アサイラム』再考,,大阪医科大学紀要人文研究,31:51-73,
- 森真一,2000,人格崇拝の厳格化,森真一,自己コントロールの檻――感情マネジメント社会の現実,講談社,91-127
- 荻野昌弘,2000,詐欺の社会学序説,,関西学院大学社会学部 社会学部紀要,87:137-143,
- 奥村隆,2000,「存在証明」の臨床社会学,大村英昭・野口裕二(編),臨床社会学のすすめ,有斐閣,37-62,
- 高橋裕子,2000,ゴフマン理論に見る「構造」――「構造」と「主体」の関係性,,立命館産業社会論集,35(4):37-57,高橋裕子,2002,「女らしさ」の社会学――ゴフマンの視角を通して,学文社
- 内田良,2001,児童虐待とスティグマ――被虐待経験後の相互作用過程に関する事例研究,,教育社会学研究,68:187-206,
- 浅野智彦,2001,社会学的自己論は物語療法に何を学ぶか,浅野智彦,自己への物語論的接近――家族療法から社会学へ,勁草書房,131-180,
- 樋口昌彦,2001,E.ゴフマンのパフォーマンス――初期著作における演劇論的アプローチの検討,,ソシオロジ,142:73-88,
- 市野川容孝,2001,「障害者」差別に関する断想――一介助者としての経験から,坪井秀人(編),偏見というまなざし――近代日本の感性,青弓社,229-242,
- 加原奈穂子,2001,身体とジェンダー――Erving Goffmanによる画像の分析について,,ソシオロジカル・ペーパーズ,10:??-??,
- Kelling,George W.(船津衛訳),2001,ゴフマン,ディヴァインほか(編)木田元ほか(監訳),20世紀思想家事典,誠信書房,407-410,
- 草柳千早,2001,「生きづらさ」とアイデンティティ――生き方の多様性と社会,,三田社会学,6:51-65,草柳千早,2004,『「曖昧な生きづらさ」と社会』世界思想社,95-126
- 西川知亨,2001,「当惑」の社会的意義――ゴフマン理論からの展開,,京都社会学年報,9:219-235,
- 阪本俊生,2001,現代の社会関係と敬語の可能性,,言語,122:34-42,
- 櫻井龍彦,2001,対面性の変容――近代社会における相互行為・空間・コミュニケーション,,年報社会学論集(関東社会学会),14:200-211,
- 櫻井龍彦,2001,公共空間の誕生――市民的無関心の社会的起源,,現代社会理論研究,11:189-200,
- 菅康弘,2001,遊歩する都市とモデルネの桎梏――再びジンメルの都市へ,居安正・副田義弘・岩崎信彦(編),21世紀への橋と扉――展開するジンメル社会学,世界思想社,173-195,
- 高橋裕子,2001,ある登校拒否をめぐる相互行為過程――塾という場から、ゴフマンのめがねを借りて,,立命館産業社会論集,37(3):75-97,
- 上原麻子,2001,コミュニケーション現象の解明に向けて――コード・モデルからGoffmanへ,,異文化コミュニケーション研究,13:31-57,
- 安藤清志,2002,自己呈示,船津衛・安藤清志(編),自我・自己の社会心理学,北樹出版,112-126,
- 速水奈名子,2002,相互行為の変容――ゴッフマンの社会学を通じて,,社会学雑誌(神戸大学社会学研究会),19:154-168,
- 石田淳,2002,リム・トークの語彙としての「場」――参与態度様態とフレーム認識,,ソシオロジ,46(4):55-71,
- 魁生由美子,2002,日常の道徳社会学のためのノート,立命館産業社会論集,38(1):75-89,
- 魁生由美子,2002,道徳生活の行為理論──フレイムと経験のヴァルネラビリティ,年報社会科学基礎論研究,1:126-142,
- 魁生由美子,2002,ディスコミュニケーションの時代――関係性へのオブセッション・関係性からの退却,瀬戸内短期大学紀要,33:17-27,
- 草柳千早,2002,相互行為における秩序と身体,伊藤勇・徳川直人(編),相互行為の社会心理学,北樹出版,103-122
- 奥村隆,2002,社会を剥ぎ取られた地点――「無媒介性の夢」をめぐるノート,,社会学評論,52(4):486-503,
- 酒井信一郎,2002,日常性のダブル・バインド,,立教大学社会学研究科年報,9:143-154,
- 坂元一光,2002,学校教育研究における儀礼論的接近――若干のレヴューと展望,,大学院教育学研究紀要,4:159-172,
- 内田良,2002,スティグマの感情――相互作用過程における精神的傷害の二類型,,ソシオロジ,46(3):55-71,
- 山田陽子,2002,心理学的知識の普及と「心」の聖化,,社会学評論,53(3):380-395,
- 天田城介,2003,施設において老い衰えゆく身体を生きるということ――「痴呆性老人」によるアイデンティティ管理と施設介護,天田城介,〈老い衰えゆくこと〉の社会学,多賀出版,147-225,
- 土井文博,2003,G.ジンメルの形式社会学とE.ゴフマンの社会学――儀礼行為分析のための方法論的模索,,社会関係研究(熊本学園大学社会関係学会),9(2):165-188,
- 石川良子,2003,パッシングとしての〈ひきこもり〉,,ソシオロジ,48(2):39-55,
- 片田(孫)朝日,2003,女子の言語使用における「思いやり」の原理とその文脈依存性――学童保育所の女子集団の遊びにおける要求表明の分析を中心に,,京都社会学年報,11:73-94,
- 木村大治,2003,『共在感覚――アフリカの二つの社会における言語的相互行為から』京都大学学術出版会
- 河野昌広,2003,個人ホームページにおける「リンク」行為の社会学的考察――ゴフマンの「状況」概念を手がかりとして,,情報文化学会誌,10(1):105-110,
- 難波功士,2003,ユース・サブカルチャー研究における状況的パースペクティブ――戦後日本社会を題材として,,関西学院大学社会学部紀要,95:107-121,
- 西川知亨,2003,ゴフマンの「ドラマトゥルギー論」,中野正大・宝月誠(編),シカゴ学派の社会学,世界思想社,306-314
- 酒井信一郎,2003,マナーはどこに「ある」のか――相互行為論的インプリケーションの可能性,,現代社会理論研究,13:167-176,
- 酒井信一郎,2003,公共性の了解カテゴリー,,立教大学社会学研究科年報,10:111-121,
- 阪本俊生,2003,プライバシーとE.ゴフマンの社会学,,アカデミア 人文・社会科学編(南山大学),76:349-391,
- 櫻井龍彦,2003,対面的相互行為の内部と外部,,現代社会理論研究,13:156-166,
- 渡辺克典,2003,相互行為儀礼と言語障害――〈気詰まり〉を生きる吃音者,,現代社会理論研究,13:176-189,
- 渡辺克典,2003,相互行為秩序から自己、フレーム、トークへ――ゴフマン世界を生きる〈人間〉の知覚をめぐって,,名古屋大学社会学論集,24:85-102,
- 山口毅,2003,スティグマ再考――「見せかけの受容」とその回避をめぐって,,ソシオロゴス,27:139-154
- 吉田敦則,2003,当惑と秩序――自己啓発セミナーにおける当惑の回避過程,,ソシオロジカル・ペーパーズ,12:??-??,
- 新垣博也,2007,教育関係の「非対称性」に関する一考察――E.ゴッフマンを手がかりとして,,教育学研究紀要(中国四国教育学会),53(1):111-116,
- 土井文博,2007,ゴッフマン,土井文博・荻原修子・嵯峨一郎(編),はじめて学ぶ社会学――思想家たちとの対話,ミネルヴァ書房,183-190,
- 橋本みゆき,2007,エスニック・マイノリティへの行為論的視点――アレントとゴッフマン,東京社会学インスティチュート(編),コロキウム:現代社会学理論・新地平,新泉社,3:69-92,
- 林田康子,2007,精神化作業療法における能力と援助の関係について――相互行為における教育的フレームの成立,保健医療社会学論集,,18(2):57-69,
- 木村雅史,2007,E・ゴフマンの相互行為分析の展開――『フレーム分析』における「括弧入れ」概念の意義,,社会学研究(東北社会学研究会),81:23-46,
- 松原千恵,2007,「打ち明け」への視座――ゴフマン的関与の観点から,,奈良女子大学社会学論集,14:??-??,
- 荻野達史,2007,相互行為儀礼と自己アイデンティティ――「ひきこもり」経験者施設でのフィールドワークから,,社会学評論,58(1):2-20,
- 酒井泰斗・小宮友根,2007,社会システムの経験的記述とはいかなることか――意味秩序としての相互行為を例に,,ソシオロゴス,31:62-85,
- 阪本俊生,2007,質的社会調査とプライヴァシー,,先端社会研究,6:23-47,
- 秋谷直矩,2008,高齢者介護施設にみる会話構造――日常生活支援における自/他の会話分析,,保健医療社会学論集,,19(2):56-67,
- 翁川景子,2008,タイ日系企業に関する社会学的一考察――コンフリクトの克服過程に注目して,,名古屋大学社会学論集,,28:47-65,
- 檜山和也,2008,自己表出と正統性――ルーマン正統性論の再解釈,,名古屋大学社会学論集,,28:25-46,
- 中村隆志,2008,親しい者と行う非言語コミュニケーション――「ケータイのディスプレイを見る行為」とその多様化 ,,情報コミュニケーション学会誌,,4(1/2):4-9,
- 西倉実季,2008,異形の人々の対抗戦略――顔にあざのある女性のライフストーリーから,,年報社会学論集,,21:37-48,
- 竹中均,2008,電車と異星人――E・ゴフマン,竹中均,自閉症の社会学――もう一つのコミュニケーション論,世界思想社,123-142,
- 高永茂,2008,相互行為空間における参与フレームの形成と維持――医療面接の場面を中心にして,,Nidaba(西日本言語学会),37:1-10,
- 平田誠一郎,2009,指揮者のドラマトゥルギー――M・ガーデルの『フィナーレ』を題材に,,ソシオロジ,,165:37-52,
- 菊池明,2009,企業組織における小集団的職場構造――ゴッフマンの「集まり」理論を基礎として ,,佛教大学大学院紀要 社会学研究科篇,,37:19-36,
- 鈴木良,2009,知的障害者による施設入所・地域移行の経験,,障害学研究,明石書店,5:137-163,
- 鈴木良,2009,グループホームにおける知的障害者・世話人・職員の相互行為に関わる一考察――日課・飲食・外出に関わる決定の統制過程 ,,社会福祉学,,50(1):68-81,
- 土戸敏彦,2009,「ふりをする」ことの伝授としての教育,,大学院教育学研究紀要(九州大学大学院人間環境学研究院教育学部門),,11:99-109,